未曾有の被害となった3.11の東日本大震災から10年が経過しました。
そんな中、2月に震度6強、つい先日にも宮城県にて強い地震が発生しました。
「自分の住んでいるマンションは、大丈夫かな?」と耐震性に不安を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は「首都圏マンションの地震への安全性」についてお伝えします💁
(社)高層住宅管理業協会が行った東日本大震災でのマンションの被害の調査では、
東北・関東での被害は
「なし」81%
「軽微」16%
と、97%がごく小規模の被害であったことがわかります。
重要な点として
「大破」(建て替えが必要な致命的な被害):0件
「中破」(大規模な補強が必要):0.09%
と、東日本大震災のような大きな地震であってもマンションが倒壊した事例はないのです🏢
これにはマンションの「新耐震基準」という法律が関係しています。
旧耐震基準が1981年に改正され、現在の新耐震基準になりました。
旧耐震基準:「震度5程度の地震で倒壊しない建物」
新耐震基準:「震度6強~7でほとんど損傷しない建物」
”倒壊しない”だけでなく、ほとんど”損傷しないこと”を重視する厳しい基準になったのです。
これは、震度の大きい地震に加えて、ある程度の余震にも耐えることが必要と判断されてのことです。実際に、東日本大震災での余震は10年間で1.4万回。2月の福島沖海底を震源地とした震度6強の地震も余震とされています。
1981年以降の新耐震基準で建てられた物件なのか、旧耐震構造の場合、補強工事がされているかといった点は要確認ですね☝
今後の住まい選びをする際や、投資先として不動産を選ぶ際に頭に入れておきたいポイントの一つですね😁💡
弊社では新耐震基準を満たした不動産のみを取り扱っていますので是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか?お気軽にご相談ください🤗
(出典)
余震回数:https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG184D10Y1A210C2000000/
東北・関東の倒壊に関してのデータ:https://www.fudousan.or.jp/topics/1110/10_2.html
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