「テレハーフ」、みなさんもうご存じですか❓
小池都知事は、テレワークをさらに進めるため、新たに「テレハーフ」として、終日のテレワークだけでなく、半日、時間単位のテレワークとローテーション勤務を組み合わせた働き方を呼びかけました。
では、実際、新型コロナウイルスによる影響として、企業のオフィス利用状況や出社率はどのように変化しているのでしょうか?
ザイマックス不動産総合研究所によると、
オフィスの利用を制限し、出社率を低く制限している企業が7割以上となり、「極力オフィスを無人にしている」との回答も1割を占めました。在宅勤務を導入している企業に対して実際の在宅者割合を訪ねたところ、”4割以上の会社が100%利用”しており、”50%以上在宅勤務を利用”と合わせると、全体の8割にも上りました。
オフィスへの出社を減らす意識が各企業高まっており、テレワークもある程度根付いてきたように思えますね。
しかし、「コロナ収束後、オフィスの出社率をどうしていきたいか」という質問では、
「出社率50%以上100%未満」とした回答が最も多く、62.0%を占めました。
「100%出社に戻す」と回答した21.2%と合わせると、8割以上の企業が出社を望んでいることが分かります。🤔
さらに、収束後の働き方として、出社とテレワークのどちらを重視するかという問いに関しては、出社派が46.9%(「出社を重視」+「どちらかといえば出社を重視」)、テレワーク派が23.4%(「テレワークを重視」+「どちらかといえばテレワークを重視」)と、出社派がテレワーク派を大きく上回る結果となっています💥
今はテレワークなどを導入している会社も、収束後は元通り出勤メインとなってしまう会社も多く出てくるのではないでしょうか❓
コロナ禍で社員とオフィスの関係は大きく変化しつつあります。
今回の調査でも触れられていましたが、サテライトオフィスやシェアオフィス、総面積の縮小などによる労働環境の変化で、今までとは180度違うワークスタイルに変化していく可能性もあります💡
ただ、収束後の出社を重視する回答が多く見受けられることから、東京から離れて仕事をするという選択に踏み込めない方も多くいらっしゃるでしょう。そうなると出社と在宅をうまく組み合わせた「テレハーフ」な生活スタイルは今後の社会の主流になるのかもしれませんね…?💻🚋
ちなみに…「どちらかというとオフィスに出社している割合が高い(テレワーク利用が少ない)職種」としては、1番が「総務・人事・経理」(56.7%)。2番目に「一般事務・受付・秘書」(24.9%)、3番目が「経営・企画」(21.9%)だそうです。多くの企業で、職種によって出社割合の違いがあるようです💦
出典:ザイマックス不動産研究所 2021年1月27日「働き方とワークプレイスに関する首都圏企業調査(2020年12月)」。
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