港区初の敷地売却制度って?🏢👀


東京都港区の新交通ゆりかもめ竹芝駅近くにある「浜松町ビジネスマンション」の取り壊しが始まりました。分譲マンションの”敷地売却制度”の利用による建て替えで、都内では4例目です。土地を取得した三井不動産レジデンシャルが今後新たな分譲マンションを建設する予定です。🏗


同マンションは1973年完成の9階建て。耐震性が不足設備の老朽化が進んでいました。投資用のワンルームマンションのため各戸の面積が12平方メートル程度と非常に狭く設計されており、建て替えも検討されましたが、*ワンルーム規制により建て替え後は1戸を大幅に広くする必要があり、所有者に多額の出費が必要に...💸💸

*ワンルーム規制とは、「一戸あたりの最低専有面積」や「総戸数に占める専有面積が一定以上の物件割合」、「ワンルームマンションの建築主に対して、一定の税金を課税」などによってワンルームマンションの規制を強化する条例です。


そこで利用したのが2014年にできたマンション建て替え円滑化のための”敷地売却制度”。耐震性が不足するマンションは所有者の5分の4以上の賛成といった条件を満たせば、全員一致でなくても敷地を不動産会社に売却ができます。住民は分配金を取得でき、建て替えらたマンションに再入居したり、別の住居に引っ越したりという選択ができます。🚚

建て替え後は102戸のマンションとなり、23年に完成する予定です。🏢


古くなったマンションであっても建て替え時の価格で売ることができ、また新しい住まいに住むことができる、など建て替えることで様々な選択肢が生まれるというメリットもあるんですね!✨

いずれにしても"立地"が良いところであれば価値が下がることは少ないのではないでしょうか。弊社でも東京23区・駅近物件をお取り扱いしておりますので、お気軽にご相談ください。😊


(出典)日本経済新聞2020/10/29「東京・竹芝のマンション、敷地売却制度で建て替え」


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