(1)今更聞けない...暗号資産って!?


資産運用といっても様々な方法方がある時代です。

これから3週にわたり、資産運用について考える機会にしましょう💡

~第一回目の今回は「暗号資産」~

今話題の暗号資産ですが、今更人には聞きずらい...なんて方も多いのではないでしょうか💰


まず、日本では令和2年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されました。


・暗号資産とは?

「暗号資産」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値です。💻

「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。

(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

暗号資産は、銀行等の第三者を介することなく、財産的価値をやり取りすることが可能な仕組みとして、高い注目を集めました👀


・暗号通貨のメリットは?

・ 低手数料: 暗号通貨取引は仲介者が必要なく、取引コストが最小限
 ・迅速な支払い: peer-to-peer(ピア・ツー・ピア)で瞬時に取引ができる。
 ・詐欺の減少:ブロックチェーン上の取引は透明で変更不可能

 ・アクセスの良さ:誰でもどこからでも暗号通貨にアクセスできる。

などのメリットがあると言われています☝️


・どんな種類があるの?

代表的な暗号資産には、ビットコインやイーサリアム、リップルがあります。

それぞれの暗号資産には特徴があり、

・ビットコイン:金融機関のような第三者を介することなく、個人間で取引可能な電子取引システムを実現するために誕生
・イーサリアム:契約を自動化する「スマートコントラクト」を実行可能な分散型プラットフォーム
・リップル:新たな国際送金のプラットフォームRippleNetで活用されるデジタルアセット

一説によると、暗号資産の数は3000種類を超えているのだとか…😲💥


・暗合資産の特徴は?

暗号資産は、国家やその中央銀行によって発行された、法定通貨ではありません。また、裏付け資産を持っていないことなどから、利用者の需給関係などのさまざまな要因によって、暗号資産の価格が大きく変動する傾向にある点には注意が必要です🏦(日本銀行)


・最近の動向は?

権力者の発言によって相場が大きく動くことがあります。例えば最近話題になった、米テスラ社共同創設者イーロンマスクの、「テスラ車のビットコインでの購入停止」🚗や、「ビットコインマイニングの環境への負担が大きい」🌳との発言は投資家に大きな影響を与え、価値を大幅に下げる事態につながりました😨

4月に過去最高値をつけたビットコインに、企業の参入が増えたものの、ビットコイン価格に業績が左右される経営への不透明感が強まっています💭

また、速報値(2021/5/19 16:30現在)として

ビットコインは前日比-15.56%の¥320,458
イーサリアムは前日比-12.50%の¥4,292,747

となっています。


・暗号資産の総合評価は?

価格帯として無理なく始められることや収益性が非常に高いというメリットもありますが、一方で価格変動が一瞬にして起こるリスクもあります。

暗号資産自体の技術としてはとても評価されているので、これからどのように活用されていくのか楽しみではありますね💡


次回は「今更聞けない株式」についてお伝えします💁‍♀️

お楽しみに!


(参考)日本銀行 「公表資料 広報活動」

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/

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