コロナ渦でまた「有事の金」が注目されていますが、今回は金だけではなく、あらゆる実物資産への投資が注目されているようです👆要チェックですよ!
【実物資産とは】
実物資産とは、不動産や貴金属など、実体があり、それ自体に価値がある資産のことを指します。対象的なものとして、実体のない金融資産があげられます。
【どんな種類があるの?】
実物資産: 純金や銀などの貴金属、土地や建物などの不動産がある。
金融資産:現金、預貯金、株式、債権、投資信託、生命保険、商品券や小切手など、そのもの自体に価値があるわけではなく、現金化できる権利を持っている。
【メリット】
実物資産のメリットは、ズバリ🌟インフレに強い🌟ことですね!実際に昨今の物価上昇は類を見ないものとなっています。電気やガスだけではなく、油や小麦などの食料品も毎年のように値上げされています。(値上げはされていなくても、内容量が減ったものも実質的な値上げですよね💡)
一方で実物資産はその時の価値に見合った金額で兌換できるため、インフレ率が上昇しても安心な資産として保有しておくことができるのです。
また、金融資産と比較した場合の、実物資産を持つメリットは、国内外を問わず金融危機や景気変動があっても価値が急落しにくいことです。実際にコロナ渦でも高値を更新しています。(下図:田中貴金属工業株式会社 2021/6/2)
【特徴】
実物資産:不動産では、家賃などのインカムゲイン(継続して受け取る利益)を受け取ることができる。金などの貴金属にはない。一方で不動産は流動性が低いが貴金属は流動性が高い。
金融資産:株式などには配当や優待券という形でインカムゲインを受け取ることができ、更に売却することでキャピタルゲインを得ることも可能。
【ニュース】
金価格の上昇が世界的な注目を集めている背景として、ロシアや中国をはじめ新興国の中央銀行や当局が米国債の保有を減らし、金を買い増す動きが加速していることが挙げられます。なぜ各国は金の保有量を増やしているのでしょうか?一説には金本位制回帰への動きとの見方もあるようで...?
一方で金鉱山株や金の先物取引市場なども活気を見せています🥇
【キーワード】
「コレクション」
スニーカー投資など、「コレクション」への投資が過熱しています。例えば人気カードゲームのレアカードには1枚20万円の価値がつくこともあるのだそう...😲他にも、サントリーのウイスキー「山崎55年」が香港のオークションで約8500万円で落札されたことが話題になりました。限定100本で販売価格は300万円でしたが、オークションでは約28倍の値段が付いたことになります💥
「モノ」に対して本来の使用目的ではない「投資目的」での購入が増えているようです。
スニーカー👟を米SECが証券として認める、と発言したことも過熱させている要因かもしれません...旧車やダイヤ、スニーカーなどの実物投資ブームは、今後も続きそうですね💡
【総合評価】
実物資産と一口に言っても、貴金属・不動産・コレクションなどがありますが、共通していることは大きく価値が下がらないことです。安定して持ち続けられる「実物資産」と、流動性の高い「金融資産」を上手く組み合わせて資産形成をしていくことがポイントですね💰
これまで3回に渡って「暗号資産」「株式」「実物資産」について学んできましたがいかがでしたか?これからも皆様のお役に立てる情報を発信していけたらと思います🌷
また次回からの連載も楽しみにしていてくださいね🎵
0コメント