アットホームは9月27日、全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」
募集家賃動向(2021年8月)について発表した。
単身者向けマンション賃料上昇率1番の主要都市は「福岡県」!
博多駅周辺では、JRシティ博多が開業されたこともあり2011年3月から10年間徐々に賃料が上昇しています。
九州最大の繁華街である天神駅周辺がアジアの拠点都市になることを目指す「天神ビックバン」など、
再開発プロジェクトの発表も賃料上昇を後押ししている要因の1つのようです。
2番目は千葉県。首都圏の中でも最も賃料が上昇した地域です。
しかし、都心に近いエリアとアクアラインの恩恵を受けるエリアは賃料が上昇している反面、
そうでない郊外エリアなどは賃料が下がっているなど、場所によっては下落傾向になっているようですね。
3番目は神奈川県がランクイン。なかでも横浜市は関東圏の「住みたい街ランキング」でも
4年連続で1位になっています!もともと東京へのアクセスもよく、繁華街にすぐ行けるため
人気の高いエリアでしたが、コロナウイルスの影響によりリモートワークが増え、
都心に住まなくても仕事ができるようになったことで賃料が低いエリアの需要が増えたようです。
都市開発や大型商業施設の建設に伴い、賃料が上昇した地域が多い印象ですね。
上位にランクインした地域はアクセス手段が充実していて、
都市開発などにより今後もさらに賃貸需要が増えそうな主要都市という印象です。
全体的にコロナウイルスのような突発的に起こる要因より、
長期的に資産価値が見込めるかどうかが賃料に影響している傾向が見られます。
今回はコロナ禍の賃料上昇率に着目をしてランキングをまとめました。
その為、他の主要都市と比較しても常に賃料が高水準にある東京都はランクインしませんでしたが、
東京都は直近10年間での賃料推移をみても例年上昇傾向にあります。
コロナ禍で賃料上昇率が上位にランクインした地域同様、
賃貸需要の高いエリアでは賃料が下がりにくい、もしくは上昇傾向にあることが分かりますね。
このランキングはカップル向け、ファミリー向けのマンションやアパートの賃料上昇率が高い主要都市がどこかも見ることができます。気になる方は是非チェックしてみてください!
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